米マイクロソフト、XP販売期間を延長=ビスタ移行に遅れ

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007092800323

同社は今年1月に新OS「ウィンドウズ・ビスタ」を発売した際、旧バージョンとなるXP販売を08年1月末に打ち切るとしていた。ところが、最新のビスタではなく、信頼性が高いXP搭載パソコンを指名買いする消費者も依然おり、パソコンメーカーからXP販売延長を望む声が出ていた。

来年6月末まで延長、ということですが、それだけXPに対する需要が根強い、ということなのでしょう。
私は、1ヶ月ほど前に、ビスタがインストールされたノートパソコン(バイオtypeT)を購入し、徐々に新PCを使うようになっていますが、元のPC(XPが入ったバイオtypeT)のほうも、当面は並行して使い続けるつもりでいます。思いがけず何かが使えない、といった突発的な事態に遭遇した場合の、一種の保険のような感覚です。
ビスタを使っていて、特に不満はなく、XPよりも使い勝手は向上していることも実感されますが、では、ビスタがないと困るか、というと、それほどでもありません。慣れの問題もあると思いますが、ビスタは、どうも使っていて重く感じる面があり、XPのほうがさくっと使えていたな、という印象も拭えないでいます。
マイクロソフトとしても、ここまでXPをずるずると販売し続けることになった、というのは、ある種の「誤算」と言えるでしょう。