http://www.j-cast.com/2007/08/17010414.html
「おしりかじり虫」は、顔が体の数倍大きいアリのような奇妙な妖精(虫)が主人公。軽快なメロディーに乗って人間のおしりに噛み付く。
「おしりとおしりでお知り合い」「かじられちゃってチョーいい感じ」「かじってナンボの商売だ〜」などのコミカルな歌詞やセリフが登場する。他人との「距離」「遠慮」で漠然とした疎外感のある現代社会に現れ、妖精が「おせっかい」して人間の尻に噛み付く。妖精に噛み付かれると元気になり、踊り出し、みんなが仲良くなる、というわけだ。
私も、NHK[みんなのうた」で聞いたことがありますが、一度聞くと、妙に(と言っては失礼かもしれませんが)印象に残る、おもしろい歌だな、と思っていました。深く考えず、明るく楽しめるところが良いのかもしれません。
現在、
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/07
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を少しずつ読み進めているところですが、そこでも指摘されている、近時の日本における社会構造の変化、同心円的な人間関係の崩壊、格差社会化、といったことが、多くの人々を「みんなが仲良くなる」という歌のコンセプトへと惹きつけているのかもしれません。
世の中、何が流行るかわからない、ということでしょう。