OHT株問題、弁護士は海外潜伏か…暴落後に東南アジアへ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070723icw1.htm

徐々に、背景や真相が解明されつつあるようですね。

「法律相談などが中心で、家賃の高い六本木ヒルズにどうして入居できるのか不思議だった」と明かす事務所関係者もいる。弁護士は、近くのビル数か所に法人名義で部屋を借り、株取引のための「ディーリングルーム」として使用するほど、株投資にのめり込んでいた。家賃なども株の利益から捻出(ねんしゅつ)されていたとみられるが、事務所には投資家の顔は隠していた。

こういったバランスを欠いた構造が、この事件の背景、遠因になった可能性が高いという印象を受けます。弁護士が株式投資をやってはいけない、ということは、もちろん、ありませんが、やるとしてもほどほどに、というところでしょう。いろいろな話を聞きますが、弁護士が株取引に「のめり込んで」良い結果が出た、という話は、不思議なほど聞きません。