OHT株20億損失、弁護士が名義借り取引…暴落後姿消す

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070703i106.htm

借名口座で取引をしていた疑いがあるのは、東京都港区に事務所を構え、企業買収や国際訴訟を専門としていた弁護士(53)。東京や埼玉の中小企業役員や従業員、大手ゼネコン幹部ら10人前後が、弁護士や周辺からの依頼でOHT株取引用の口座を貸したとみられる。中には、株売買の経験がほとんどない知人もいて、証券会社に「弁護士の取引だ」と説明しているという。

弁護士は、周辺に「株価上昇と経営権確保を狙って株を買い進めている」と話していたという。借名口座で取引を分散させたことで、発行済み株式の5%を超える株を所有した場合に証取法で義務付けられた大量保有報告書の提出を免れたほか、投資家に取引が活発と誤解させ、株価をつり上げた疑いが浮上している。

私は、この話を(ここまで詳しい話ではありませんでしたが)2週間くらい前に、ある人から聞き、それなりに有名な弁護士であっただけに驚きました。刑事事件にまでなるかどうかは何とも言えませんが(可能性はありそうですが)、今後、この人が弁護士として再びやって行くのは、かなり難しい(ほとんど不可能)ではないかと思います。
欲をかいて失敗する弁護士が目立ちますが、堅実に身を処してゆくことの重要性を改めて痛感させられます。