情けない男(これでも元検事長)

今日の午前中に放映されていたサンデープロジェクトテレビ朝日)で、高検検事長まで務めた大物弁護士が、その人物の裏金疑惑を追及する取材に対し、目もうつろ、動揺する表情も見せつつ、「コメントはない」などと繰り返すだけのシーンが放映されていました。
不正がなかったのなら、なぜなかったと否定しないのか、と追及されても、この人物は、「コメントはない」と繰り返すだけで、最後まで、自らの疑惑をきっぱりと否定することはしませんでした。
検事長まで務めていながら、情けない態度で、この男と面識はなく、今後も関係を持つつもりがない私も(機会があってもこちらから願い下げですね)、率直に言ってあきれました。
こういう人物を、検事長という極めて重要な地位(「3佐」について、本ブログのコメント欄で議論がありましたが、認証官である検事長検察庁の「大幹部」であることは間違いないでしょう)に就けていた検察庁という組織に対し、国民から不信感を持たれても仕方がないでしょう。
晩節を汚す男が、ここにも1人いた、ということです。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070115#1168867982