<暴力団発砲>住吉会系組幹部2人を逮捕 警視庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000149-mai-soci

昨年、警視庁が摘発した住吉会暴力団による銃器大量密輸事件では水面下では武器調達が行われていた実態を示した。

昔、ある地検にいた際、暴力団の武器庫にあったけん銃等が押収され所持していた者が起訴された事件の公判に立ち会ったことがありますが、けん銃が十数丁くらい、実包も確かあって、公判開始前、法廷でそれらを検察官席の上に並べていると、異様な光景になっていたことを思い出します。暴力団は「暴力」があってこその存在ですから、それなりの武器は必ず持って、抗争等の際にはすぐに使えるように、日頃から準備しているものです。
いつまでも抗争を続けているわけにも行かないので、水面下で、手打ちの方向での動きも活発に行われているでしょう。警察も、あらゆる形で圧力をかけているはずです。
「警察」対「組織暴力」対「組織暴力」の死闘、というところでしょう。