取り調べの可視化 必要性を訴え  京都弁護士会がシンポ

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006111100123&genre=C4&area=K1C

指宿教授のブログ経由。そこでも指摘されていますが、「取り調べの在り方について考える参加者たち(京都市中京区・京都弁護士会館)」という説明がついた写真なのに、プラスチックの容器の中の水に何かを浮かべて遊んでいる子供達の写真がアップされていて、ちょっと不気味です(単なる間違いであることはわかりますが)。
記事の中で、「脅しや利益誘導ではなく、自白を引き出す技術を鍛えるべき」という、シンポの中での意見が紹介されていますが、これは私も同感ですね。取り調べで問題を起こす人間は、問題を起こすパターンが決まっている場合が多いような印象があります。適正、妥当に自白を引き出す技術に乏しく、ワンパターンの脅し、威迫、利益誘導等に依存することで、繰り返し、似たような問題を起こす「リピーター」と化している場合が多いのかもしれません。東京のような大都会では無理ですが、中小都市では、そういった「問題人物」(警察官、検察官)が裁判所にもわかっていて、「また、あの人物か」という目で見られる場合もあるようです。