http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060901i516.htm
京都帝大助教授だった1933年、鳩山一郎文相が滝川幸辰(ゆきとき)教授の刑法学説を「自由主義思想」と危険視して休職処分を命じた「滝川事件」で、処分に抗議して同僚らと辞職。その後、復職した。
47年から弁護士登録。極東国際軍事裁判(東京裁判)の被告弁護団に加わったほか、福島県の列車転覆事故を巡る「松川事件」などの裁判にもかかわった。
私にとっては、歴史の中の大刑法学者、という印象をずっと持っていましたが、中山研一先生のブログで、今年の2月に、
佐伯千仭先生宅を訪問
http://knakayam.exblog.jp/m2006-02-01#3475351
とあるのを読んで、非常にお元気という強い印象を持っていただけに、この突然の訃報には驚きました。
ご冥福をお祈りします。