当時の署長ら3度目の不起訴 明石の花火大会歩道橋事故

http://www.asahi.com/national/update/0623/OSK200606230074.html

この事故では、当日現場にいて業務上過失致死傷の罪に問われた明石署地域官(当時)らに有罪判決を言い渡した04年12月の神戸地裁判決が「責任のかなりの部分が永田署長にあることは否定できない」と指摘した。
さらに、県警や明石市などの過失を認めて賠償を命じた05年6月の民事訴訟判決も永田署長らに事前の準備段階と事故当日の双方で過失があることを明確に述べた。

証拠関係に接していないので、安易には論じられませんが、刑事・民事の裁判所と、検察審査会が、いずれも、過失を認定したり、その疑いを指摘しているにもかかわらず、神戸地検が頑固に不起訴処分に固執している、という構図は明らかです。
本当に、神戸地検だけが正しくて、他は皆が皆、間違っているのかと、疑問に思うな、というほうが無理でしょう。
民主的基盤を持たない検察庁が、独善的に動き、当初描いたストーリーに固執して、結局、大きく間違ってしまっている、という危険性を強く感じます。