所有権不正移転の疑い、組長ら逮捕…青山通り刺殺関連

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060508-00000205-yom-soci

静岡県内に拠点を持つ山口組の2次団体で、いわゆ「経済ヤクザ」という色彩が特に強いのは、後藤組と、ヤミ金で一躍有名になった美尾組(旧五菱会)でしょう。静岡という土地自体が、歴史的に商売上手な人を生んできたという土壌もあり、また、東に行くにも西に行くにも便利という地の利もあって、後藤組、美尾組の関係者は、かなり以前から関東へ進出し、合法、違法を問わず活発に経済活動を展開してきた、と言えると思います。
それだけに、警察当局(最近の山口組による東京進出を極度に警戒している)にとっては、徹底的に取り締まる対象であり、美尾組(旧五菱会)に対する徹底取締の次は、後藤組に対する徹底取締、ということで、いわゆる「頂上作戦」に打って出てきたな、という印象を受けます。
今後も、警察対山口組(特に、後藤組など経済志向の強い組)との対決は続くでしょう。
そういった、警察の山口組対策の中で、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060424#1145881977
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060423#1145799880
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20051201#1133430912

のような、従来の共謀概念に変容をもたらしかねない事件も起きている、というのが現状です。