ウィニー:国会議員への口利き文書流出 大分の工事入札で

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060415k0000m040174000c.html

入札1カ月前の03年5月作成のファイルで、▽入札前から、同社は宇佐市から事業の相談を受けてきた▽同市は九州のライバル社にも見積もりを依頼した−−などと受注を巡る動きを記述。あて先は、議員事務所の事務局長だった。
この文書には、ライバル社に市の幹部が天下ったことが盛り込まれ「指名に入りやすいように再就職した」と記述。「(同社とライバル社の)2社が含まれた数社となるはずですので今のうちに整理ができればと希望しています」などと記されている。

あくまで一般論ですが、こういった「口利き依頼」の際に、「手ぶら」で、ということはほとんどなく、何らかのお金なり、それに類するものが動いているのが通常です(この件がそうだと言っているわけではないですよ>関係者)。
警察も、ウイニーを目の敵にして、使うな、削除しろ、などとやかましく言うだけでなく、こういった、悪に鉄槌を下す「正義のウイニー」という側面は積極的に情報収集のため活用して、各種犯罪の端緒をつかむ、ということも真剣に検討すべきでしょう(と言っても、多分、無理だとは思いますが)。