「警察」で動揺する人は簡単…振り込め詐欺の容疑者ら

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000113-yom-soci

容疑者たちが、だましやすいタイプとして挙げたのは、警察官を名乗ると「えっ、警察ですか」と動揺する人や、パニックに陥って「一体どうすればいいですか」と質問してくる人など。演技で泣きじゃくる容疑者に対し、「大丈夫だから。何とかしてあげるから」と話しかけてくる人も、だましやすい人物の代表例だった。
一方、法律用語の説明を求める人や、「主人の会社に電話してみます」「警察署にかけ直します」など冷静な対応を取る人は、だましにくいと感じていた。電話をかけてきた相手の番号がわかる「ナンバーディスプレー」の電話機がある家なども、容疑者たちは敬遠していた。

日本人には、善良な人が多いので、「警察」と聞いただけで、「えー?!」と思うのでしょう。そこを詐欺師につけこまれるのだろうと思います。ただ、「警察?だからどうした。」という、思い切り開き直るような人が世の中に蔓延すると、それはそれで、かなり住みにくい世の中にはなりそうですし、警察も、いろいろな物事がやりにくくなるでしょう。
この種の詐欺にあって、終始冷静に対応しろ、というのは無理だと思いますが、あわてる中でも、一旦電話を切って確認をとる、という程度のことはできるように、日頃から心の準備をしておくべき、ということは言えると思います。