告訴から送検まで6年 検察審、不起訴不当と議決

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060407/20060407_083.shtml

告訴を受理したとみられる警察が約6年後の送検まで、何をしていたかが再捜査で問題化する可能性もある。

「何をしていたか」とありますが、「何かをしていれば」告訴から検察庁への送付まで6年もかかるはずがなく、ほとんどの期間は「何もしていなかった」「放置していた」というのが実態でしょう。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050715#1121354480

でコメントした事件でもそうでしたが、面倒な告訴事件となると、警察は放置してしまい、ますます手をつけるのが面倒になって、解明できない責任を告訴人側に押しつけ、結局、事件をつぶしてしまう、ということになりがちです。
放置されて警察のロッカー等に放り込まれたまま2年、3年たっている事件は、日本全国に無数にあると思いますが、さすがに6年というのは、いくら何でも放置しすぎでしょう。
告訴・告発したからといって、その後のフォローをしないと、こういう事態が生じる場合がありますから、注意が必要ということだと思います。