http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2005072001006213
山梨県警は「白紙調書に署名させたのは、配慮を欠いた措置だった。犯罪のでっち上げではないが、こんなずさんな捜査では微罪処分はできない」としている。
配慮を欠いた措置、では済まないでしょう。有印虚偽公文書作成罪という犯罪が成立するはずです。それ自体が犯罪であるという認識が欠けているようでは、今後も同様の不祥事が繰り返されるのではないかと危惧されます。こういうことをやっておいて、「犯罪のでっち上げではない」と弁解する感覚が、既に異常だと思います。
こういう調書も現実にはある、ということを、記録だけでしか物が見られない人々は覚えておいたほうが良いでしょう。
追記:
被害者聴取せず調書 愛知県警警部補
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050721/mng_____sya_____003.shtml
これも似たような事件ですが、
事故の加害者が署員だったことについて県警は「事故の事実に間違いはなかった。(身内に配慮した)有利な内容などには決してなっていない」としている。
とあり、弁解の感覚が、上記の山梨県警のものと似通っているのが気になります。