ドコモデータ流出、元契約社員逮捕へ…業務妨害容疑で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-00000001-yom-soci

調べによると、男は今年初め、港区の同社施設内にある「情報セキュリティルーム」の端末から、携帯電話や簡易型携帯電話PHS)の契約者約2万4600人分の氏名、住所、携帯電話番号、固定電話番号の個人データを、携帯型の記憶媒体に無断でコピー。

 2月9日と11日、都内の報道機関に、NTTドコモの「情報管理体制の不備」を指摘する内容のメールに、自ら持ち出した個人データが入ったファイルを添付して送信し、NTTドコモに社内調査をさせるなどして、業務を妨害した疑いが持たれている。

情報持ち出しだけでは、即座に業務妨害にはならないと思いますが(具体的状況にもよりますが)、このニュースにあるように、報道機関に送りつける、社内調査を余儀なくさせるということまでやって、一連の行為が、業務妨害意図に基づいていれば、業務妨害罪(「威力」とされていますが「偽計」のような気もします)は成立するでしょう。
マスコミも、「また情報漏洩」などと騒ぐのは仕事なのでやむをえないとしても、こういった形で業務妨害の片棒担ぎに利用される可能性があることは、覚えておいたほうが良いと思います。