年収1億なのに維持費21億…京都の「私のしごと館」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000101-yom-soci

この結果、04年度の入館料などの収入は1億1089万円にとどまり、目標の1億6574万円の3分の2にとどまった。

 これに対し、支出面では、同機構から派遣されている職員27人の給与が計2億4726万円。1人当たりの平均年収は915万円に上る。民間企業からの出向職員や臨時職員分も含めると人件費は6億円を超え、情報システムの管理費3億8000万円などを加えた全体の年間維持費は約21億円に達していた。

これが「あなたのしごと」なら、あっというまに破綻、倒産ですが、なぜ「私のしごと」はやって行けているのでしょう?と、来館者に考えてもらうコーナーでも作るとおもしろいでしょう。
公費を使った、無駄で馬鹿げた施設の典型例として見学に行く、という使い方も一計のように思います。しかし、見学に行くこと自体が無駄で馬鹿げているかもしれません。

追記:

コメントでのご指摘を見ると、職員の中でも、甘い汁を吸っているのは上層部のごく一部のようですね。「平均給与」で見ると、職員全員で甘い汁を吸っているように見えて、公平を欠くかもしれません。
行ってみると、それなりにおもしろいこともあるのかもしれませんが、遊んでいるのは奥村先生や一部の物好きだけで、年間約20億円も公費が投入されているということこなると、やはり無駄と言われても仕方がないでしょう。