JR日光線で電車と乗用車が衝突、一家4人死亡 宇都宮

http://www.asahi.com/national/update/0211/009.html

JR日光線のダイヤを調べてみたところ・・・

http://www.kjp.or.jp/hp_41/Information/nikkosen.htm

事故があった下りは、宇都宮発が、午前9時12分発、次が午前9時58分発(これが、おそらく事故が起きた列車)で、その次が午前10時34分発です。この時間帯は、約40分に1本しか走っていないことになります。
この事故は、車が踏切に侵入した時に、通過しようとした列車と出会い頭状態で衝突したようですが、極めて運が悪かった、ということは言えるでしょう。ほんの少し、踏切通過が早いか遅いかで、ここまでの悲惨な事故にはならなかった可能性が高いと思います。
亡くなった方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
こういう事故を見ると、

踏切横断「止まらずOKに」 自民有志が法改正検討
http://www.asahi.com/car/news/TKY200502040357.html

安全面では、踏切事故の原因は遮断機を無視した進入や踏切内でのエンストが大半で、一時停止をしなかったことによる事故は少ない、と分析。ノンストップの方が素早く踏切を渡れ、かえって安全になるとしている。
 一方、警察庁は「踏切事故は致死率が非常に高い。現在の安全性を維持できるか懸念している」(交通規制課)と慎重だ。国交省も全国3万5895カ所(03年度末)の踏切のうち、4173カ所では遮断機も警報機もないことを指摘。「民家のブロック塀や林などで見通しが悪い所が多い。一時停止して左右確認をしないと危ない」(鉄道局安全対策室)と否定的だ。

警察庁国土交通省の意見のほうが、説得的に聞こえます。

追記:

遮断機があることろでは一旦停止しなくてもよいのでは?というコメントがありましたが、たまたま見ていると

踏切トラブル:遮断機下りないまま機関車通過 JR山陽線
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050130k0000m040094000c.html

というのがありました。こういうこともあるので、なかなか難しいですね。