読売新聞株問題:民放連会長「単純に悪と言えない」

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/tv/news/20041113spn00m200008000c.html

昨日のコンプライアンスシンポジウムの印象が鮮明な中、この発言を目にしましたが、こういうことが平気で言える人は、コンプライアンス意識の低い人なんだろうな、と思います。
昨日のシンポジウムでも、コンプライアンス徹底のためには、トップの意識が重要、という話が出ていましたが、こういうトップがいては、下も、真面目にコンプライアンスに取り組もうという気にならないでしょう。「会社のため」と称して違法不当なことをすれば、「単純に悪とは言えない」などと言われて、うやむやになったり、表面上は処分しておいて裏で処遇したり、といったことが起きそうです。日本のコンプライアンスも、日暮れて道遠し、という感じです。