国会質問に関する福山議員(民主党)の感想(winny)

福山議員のサイトの中の

http://www.fukuyama.gr.jp/magazine/

10月21日のところに出ていました。

ほう助での逮捕が例を見ないことと、
これによってソフト開発者の開発意欲を失わせること、
ひいては、知財開発競争で日本が遅れをとり、
国益に反する可能性があることなど、多くの課題を抱えている。
これらについて、法務、経産、総務大臣等とも意見交換を行い、
かなり理解を得られたように思う。

「かなり理解を得られた」かどうかは、やや疑問でしょう。経産、総務の各大臣は、P2Pソフトの有用性は認めつつも刑事事件については傍観、法務省刑事局長は、係争中の案件にはコメントできないと逃げを打つ、法務大臣は相変わらずわけもわからず答弁、といった状態でした。
ただ、既に指摘したように、質問は鋭くポイントを突いており、法務省刑事局長とのやり取りの中で、ある程度のものを引き出せたことは、有意義であったと思います。
大林刑事局長は、検事出身でありながら、自信なさそうに答弁しており、答弁途中で後ろにいる刑事局付(?)から資料を渡されるなど、見苦しいと思いました。人間の器の問題かもしれませんが、事前に質問を通告されていたようですし、もっと自信を持って(少なくともそう見せて)答弁すべきでしょうね。
後ろに控えていた局付(?)も、頭が切れるせいか、福山議員のほうをじろじろと見ていましたが(結構、目立つ感じでした)、あくまで「黒子」ですから、もっとさりげなく座っていたほうがよいでしょう。