http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041005i304.htm
４日午前１０時ごろ、埼玉県蓮田市の男性会社員（４２）方に、警察官を名乗る男から「ご主人が事故を起こし、示談金が必要だ。現場検証中に振り込まなければ交通刑務所に入ることになる」と電話があった。
１ 民事と刑事は別個の手続である
２ 警察官が、こういった形で「示談」の仲介をすることはあり得ない
３ 警察が現場検証をしているといった状況で、いきなり裁判などできないし、示談金と交通刑務所行きが直接的に結びつくはずがない
という、基本的な知識があれば、詐欺被害は避けられたはずですが、実際は、そういった知識がない人が非常に多いのが実状です。
何か言われたら、まず「開き直り」、相手の様子を見てその後の対応を考えるという、ヤクザ的対応（そういうヤクザが多いです）も、この種の詐欺には有効かも知れません。
