タイ警察、秘策はLINE 日本発アプリ、捜査に活用

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130222-00000010-asahi-int

バンコク郊外にある首都圏警察本部の交通部長室。ピヤ・タウィチャイ警察少将はタブレット端末を片手に、ある地区の渋滞の状況を知らせるようにLINEにメッセージを入力した。情報は登録している幹部や警官に一斉に送信される。しばらくすると、現場から情報が相次いで集まった。写真もある。
「これと同じことを無線でやってみましょう」。トランシーバーのチャンネルを合わせ、渋滞状況を知らせるように指示すると、現場の警察官の一人から「スムーズに流れています」と返答があった。しかし音声は途切れ途切れで、ざらついている。メッセージは短く、限定的だ。

私は、ヤフー株式会社勤務当時、社内での連絡に、インスタントメッセンジャーを多用していたので(電話する、ということはほとんどありませんでした)、同社を辞めた後、メッセンジャーを使わなくなって(使っている人がほとんどいないので)あれだけ便利なものが、と残念に思っていました。それが、スマートフォン全盛の時代になり、LINEのようなサービスが爆発的に使われるようになって、あの便利さが多くの人に支持されるのは当然で、良い状況になってきたな、と感じています。こういったサービスは、友達同士の会話、といったことだけでなく、仕事でもかなり活用できるもので、うまく使えばこれだけ役立つ、という1例が、上記のタイ警察の活用例でしょう。
今年の始め、遠隔操作事件の関係で真犯人からメールが送られてきて、海外にいたマスコミ関係者と電話で連絡を取り合おうとしたところ、パケットの調子が悪かったのかうまく通じず、LINEに切り替えて、スムーズに連絡が取り合えました。今後は、仕事での活用例も増えて行くことでしょう。女子供が使っているお遊びツール、という見方は早目に改めたほうが良いと思います。