スカイマーク、違約金が重荷に=西久保社長「危機ではない」

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140729-00000134-jijnb_st-nb

スカイマークは、発注したA380の6機のうち2機を使い2014年度中に成田―ニューヨーク線を運航する計画だった。2階建ての同機には最大853席を設置できるが、スカイマークビジネスクラスを中心に400席程度に絞り込んだ。これには航空業界内でも「ビジネスクラスで座席を埋めるのは極めて難しい」(大手首脳)と、計画を不安視する声が根強かった。

私は、A380に2回ほど乗ったことがありますが、見ても乗ってもこれはすごいと感じる、超大型機で、あれだけの機体を6機購入して、これまで手がけてこなかった国際線にいきなり進出するというのは、良く言えば大胆、悪く言えば無謀なところが、結局、無謀のほうに振れてしまったという感じですね。
スカイマークは、メガキャリアではない、それでいてLCCでもないという、中間の立ち位置で運航していて、どっちつかずで埋没しかねない(高いがサービスが良い、でもなく、サービスがいまいちだが安い、でもない)、「端境」のようなところにいる、その意味で危うさを抱えていて、巨額の違約金支払も現実化しそうで今後に危惧されるものがあります。無駄を省いてシンプルに、リーズナブルな運航を目指すところに、私自身、一定の評価もしてきたので、何とか頑張って生き残ってほしいところです。

2014年07月28日のツイート

「命の教育」の十年は何だった?高1殺害で波紋

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140729-OYT1T50145.html?from=ycont_top_txt

高校1年の同級生を殺害したとして、長崎県佐世保市の少女(16)が逮捕された事件は、2004年に同市で起きた小6女児殺害事件を機に、命の教育を実践したり見守り活動を行ったりしてきた人たちにも、重い課題を突きつけた。「自分たちの取り組みは正しかったのか」と悩みながら、子供たちの命を守るための方法を模索している。

思春期の子供は、成長期にあるだけに様々な精神的な不安定さを持っているものですし、中には、治療が必要な偏りのようなものを抱えていたり、人によっては精神病の領域にあるという場合もあって、さらには様々な状況が重なる中で事件というのは起きるものですから、こうした衝撃的な事件が起きたから、今までやってきたことが全否定されるといった発想は持たない方が良いと思います。むしろ、こうした事件を起こさないために何かできることはなかったのか、といった目で事件を冷静に見て、再発防止へとつなげて行くことが必要でしょう。
マスコミによる集団加熱取材から距離を置いた、冷静な目というものが、今の我々に求められているのではないか、ということを強く感じます。