スカイマーク、違約金が重荷に=西久保社長「危機ではない」

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140729-00000134-jijnb_st-nb

スカイマークは、発注したA380の6機のうち2機を使い2014年度中に成田―ニューヨーク線を運航する計画だった。2階建ての同機には最大853席を設置できるが、スカイマークビジネスクラスを中心に400席程度に絞り込んだ。これには航空業界内でも「ビジネスクラスで座席を埋めるのは極めて難しい」(大手首脳)と、計画を不安視する声が根強かった。

私は、A380に2回ほど乗ったことがありますが、見ても乗ってもこれはすごいと感じる、超大型機で、あれだけの機体を6機購入して、これまで手がけてこなかった国際線にいきなり進出するというのは、良く言えば大胆、悪く言えば無謀なところが、結局、無謀のほうに振れてしまったという感じですね。
スカイマークは、メガキャリアではない、それでいてLCCでもないという、中間の立ち位置で運航していて、どっちつかずで埋没しかねない(高いがサービスが良い、でもなく、サービスがいまいちだが安い、でもない)、「端境」のようなところにいる、その意味で危うさを抱えていて、巨額の違約金支払も現実化しそうで今後に危惧されるものがあります。無駄を省いてシンプルに、リーズナブルな運航を目指すところに、私自身、一定の評価もしてきたので、何とか頑張って生き残ってほしいところです。