「相田みつを」再び脚光 首相のどじょう演説で

http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2011/09/0903aidamitsuo/

野田佳彦首相が民主党代表演説で引用した詩人、相田みつをさんが再び脚光を浴び、相田みつを美術館の入館者も急増

野田首相には興味を感じませんが、相田みつをには、大いに興味を感じますね。いくつか好きな言葉がありますが、私は、特に、「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」が好きです。
楽しくて満ち足りているときには、相田みつをを顧みることは少ないような気がしますが、苦しくて何かが足りないと感じる時、人は、相田みつをの言葉に魅力を感じるのではないか、心の支えとするのではないか、と思います。
これを機に、再び相田みつをが注目を集め、今まで知らなかった人がその存在や言葉を知ることは、とても良いことだと思います。

2011年09月05日のツイート

2人のスティーブの差? それは「能力」だろうね――米Googleのシュミット会長

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/05/news012.html

率直な語り口がおもしろいですね。

Microsoftはソフトウェアのライセンスをコントロールして、ハードウェアのイノベーションを阻害した。消費者には目を向けず、業界の構造を支配することに腐心した。それに対してAppleは「消費者が抱える問題を解決すれば売り上げが伸びる」と考えた。
結果として、Microsoft製品の複雑さは途方もないことになってしまった。でもAppleのそれはシンプル。OSも、実はUNIXベースだからテクノロジーとしては複雑だけど、上手に覆い隠している。Micrrosoftの製品は複雑さが前に出過ぎている。わたしはエンジニアだから、複雑なソフトウェアをいじることも好きだけど、普通の消費者は違う。
Facebookも消費者が何を求めているのかをよく分かっているから、ニーズに対しテクノロジーを当てているだけだ。この原則はエンタープライズ分野でも同じ。使い勝手が良くて簡単なものはすぐに広まる。「裏は複雑で表はシンプル」――これが重要だ。

裏は複雑で表はシンプル、というのは至言でしょう。なぜアップル製品が支持され売れるのか、ということについて、端的、簡潔にその理由が指摘されています。日本でよくあるように、頭の良い人が何かを作ろうとすると、多機能で複雑なものになりがちですが、それでは利用者に受け入れられず、敬遠されたり、買ってもすぐに飽きられ次からは買ってもらえなくなりがちです。IT関係や、それに限らず他の分野でも、成功するたためには、利用者に支持され購買意欲をかきたてるためには何が必要かを考える上で、参考になる記事であると感じました。

ライブドア、Facebookアカウントで参加する「非匿名」大型掲示板「ANKER」

http://ct.business.nifty.com/articles/737.html

従来の匿名掲示板と異なり、利用者の身元や交友関係を確認できるのが特徴。
またライブドアによると、Twitterに比べ目的を持った意見を投稿しやすく、かつブログほどの労力を必要とせず利用できるという。同社はこれを「つぶやき以上、ブログ未満」と表現している。
投稿内容の価値を上げる仕組みとして、アンカーを投稿する際は、関連するWebページからテキストや画像、動画を引用したうえで、投稿するルールを設けている。外部の情報へのリンクを設けることで、投稿内容の価値や信頼性を高める狙い。
さらに継続して活発な利用を促すため、「Facebook」の「いいね!(Like)」やシェアによってトピックやアンカーを評価する方法も採り入れた。これらの評価をもとに利用者が「級位・段位(レベル)」「称号」「ランキング」などを取得できるゲーム性を加えている。Facebookで情報の拡散が図れると同時に、利用者が評価を競って楽しめるようになっている。

インターネット掲示板といえば、匿名の人々が不気味に集い口々に誹謗中傷、悪口雑言を吐き散らしている、得体の知れない場、というイメージが持たれがちで、実際に、そうなっているケースが少なくないのですが、上記のような掲示板の在り方は、今後の、新たな道として注目されるように思います。つぶやき以上、ブログ未満、という位置づけにおもしろさを感じますが、確かに、そのあたりで書いてみたい人、書いてみたい場合というものはあるもので、従来、匿名掲示板から遠ざかっていたような人々の大きな受け皿になる可能性もあるでしょう。外部情報へのリンクを設けて、という方法も、情報の信頼性を検証する手段を明示することで、掲示板の投稿の流れが暴走することなどを防ぐ効果が期待できそうです。
うまく、着実に伸びてほしいサービス、という気がします。