新型iPhoneは今夏発表──「iPhone OS 3.0」はコピペ、プッシュ通知、Spotlightなどサポート

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0903/18/news032.html

Appleが3月17日(現地時間)、iPhoneiPod touch向けの次期OS「iPhone OS 3.0」の概要を明らかにした。新バージョンではカットやコピー&ペーストがサポートされるほか、プッシュ通知機能、検索機能など多数の機能向上が図られている。

なお、iPhone OS 3.0には、iPhoneをPCのワイヤレスモデムとして利用する“tethering”と呼ばれる機能も搭載されるようだ。ただし、実際の利用にはキャリア側の対応が必要なため、この機能が利用できるようになるかどうかは分からない。

新機能満載で期待が高まりますが、カット、コピー&ペーストができるようになれば、PCに、より操作性が近くなり、便利になるでしょうね。私の場合、必要に応じて出先ではイーモバイルを利用していますが、iphoneがワイヤレスモデムとして使えるようになれば、複数の端末を持ち歩く必要がなくなり、便利になります。
搭載されているOS、ソフトといったものが、続々とバージョンアップしますます便利になる、というところが、普通の携帯電話とiphoneの大きな違い、iphoneの大きなメリットと言えるでしょう。

ノキ弁の実態「そして,ようやく弁護士になりましたが,月収は5万円ですた」

http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/51529118.html

ボ2ネタ経由で知りました。

彼の1月の収入は、たった5万円(!)だったそうです。
しかもその5万円も、弁護士業務の報酬ではなく、予備校答練の添削代だったとか。
。・゚・(ノД`)
事務所からは仕事の割り当ては一切なく、唯一任された仕事が「書類を裁判所に届けること」。
それって代理人じゃなくて使者じゃないか・・・。

やや極端な例ですが、最初はそんなものじゃないですかね。私の場合も、検事任官後、1年間は「新任検事」で、捜査を担当する事件は本当に小さなものばかりでした。公判でも、合議事件はやらず(やらせてもらえず)、大きくない事件をこつこつとやっていたものです。それでも、今から思えば抜けている点が多々あって、振り返ると赤面ものでした。
検察庁を辞めて、ヤフー株式会社法務部で働くようになった当初は、人がいなかったということもあって、株主総会の場内警備もやったこともがありました。上記のエントリーに出てくるノキ弁は「人間宅配便」(?)ですが、私の場合は、「弁護士警備員」で、まあ、似たり寄ったりでしょう。法曹生活を12年ほどやってから株主総会の場内警備をやっているより、新規登録弁護士で人間宅配便をやっているほうが、まだマシではないかと思います。
検察庁を辞めて、順風満帆で脚光を浴びつつ弁護士生活をスタートする人も大勢いますが、私の場合は、地味な、脚光を浴びることもない、本当の意味でのゼロからのスタートであったと振り返って思います。最近は全然言われなくなりましたが、弁護士になってしばらくの間は、惨めさが感じられたのか、いろいろな人から、なぜ検察庁を辞めたんですか、とか、辞めずに続けていれば良かったのに、などとよく言われたものでした。なぜ、最近、全然言われなくなったのかはよくわかりませんが。
こういったノキ弁の人は、最近、多いと思いますが、あせらず、くさらず、できるだけ勉強する機会を作るとともに、暇で時間がある分、いろいろな本を読んで見識を高めておいてほしいという気がします。逆境は人間を鍛え、高めるもので、不遇な時こそ希望を失わず地道に勉強する必要があると思います。

「法曹人口、現状維持を」 増員計画見直し提言 日弁連

http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY200903190340.html

提言は、裁判官と検察官が微増にとどまり、急増した弁護士の就職難が起きていることや、新たな法曹養成制度の中核となる法科大学院修了者の合格率が低迷し、「法曹の質」が問題となっている現状を指摘。市民が利用しやすくなる国の補助制度が不十分なため弁護士の需要も増えていないとして、「3千人にこだわるのは不適切」と結論づけた。  提言の原案を示された各地の弁護士会の中には反発も広がった。愛知県弁護士会では、増員反対派が「今回の提言を拙速に決議すべきでない」と、むしろ減員を主張する一方で、「弁護士のエゴだと思われる」とする意見も出てまっぷたつに割れたという。

私の場合、手がけている分野が、刑事事件(一般的な刑事事件ではないものも多い)とかインターネット絡みの各種相談等が多く、やや特殊性があって、弁護士が増えたから困る、という感じではありませんが、大多数の弁護士にとって、弁護士の激増は死活問題になりかねず、上記のような流れになってくることは理解できます。
先日、日弁連関係の集会のため、旭川へ行き、広大な大地、大自然というものを久しぶりに体感しましたが、旭川では、まだまだ弁護士が少ないという話を聞きました。東京のような大都会で、弁護士を始めてみました、という感じでバッジをつけて歩いていても、仕事もなく、下のエントリーで出てくるノキ弁のようになるのがオチでしょう。現状のような中でこそ、需要と供給のバランスが供給不足になっているところへ積極的に出て行って開業し、確固たる地盤を築くということが、特に若手弁護士には求められているように思います。
東京のような大都会で弁護士をやっているような私でも、慢性的に忙しく、平日は、事務所の隣の隣の「なか卯」で牛丼などを食べ(便利なので頻繁に行っていて、さすがに飽きてきました)、事務所の隣のコンビニでリポビタンDなどを買って細々と飲み食いしながら起案に励むような毎日で、都会生活のメリットを享受しているとはとても言えず、例えば、旭川のような自然環境に恵まれた場所に住んでしっかりと働き、用があれば週末などに東京へ行く、といった生活をしたほうが、交通費はかかりますが、より充実した生活が可能ではないかという気もします。

なか卯
http://www.nakau.co.jp/