東尋坊で保護される自殺志願者 「ものすごいペース」で増加

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000002-jct-soci

ライフリンクでは、現在の状況は、北海道拓殖銀行山一証券が破綻するなどして自殺者が増加した97年度末と似ているとみており、清水代表は、
「対応が後手に回れば回るだけ(自殺者が)多くなりかねない切迫した状況だ」
と警鐘を鳴らしている。

無策のまま支持率が低迷する中、美酒美食に興じている麻生首相の下では期待薄ですが、早急に強力な自殺防止対策を講じないと、自殺者が激増し、ますます自殺大国化するということになってしまうでしょう。
ただ手をこまねいているだけでは駄目なので、思い切って予算をつけ人を確保して、自殺企図者を思いとどまらせ生の世界へと引き戻す活動を、地道にやって行く必要があると思います。
この問題はかなり深刻で、問題の深刻さがより広く認識されるべきです。

「城」をヤフオクに 愛媛県、元ラブホテル競売

http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK200902100078.html

道後温泉から2キロの松山市の山間にあり、5年前まで約30の個室があるラブホテルだった。約1万5千平方メートルの敷地に、鉄骨造り瓦ぶきの2〜5階建ての3棟(築21〜28年)が並ぶ。

記事にある写真を見ると、一見、堂々たる城郭のようで、ラブホテル以外に、例えば、宗教団体の本部として使うなど、使い道はありそうな気がします。と言っても、一般的な売り物ではないので、落札者が現れるまで時間がかかる可能性は高いでしょう。
今度、道後温泉あたりへ行く機会があれば、ついでに見てみたいと思いました。

米ロの衛星同士が衝突 初の「宇宙交通事故」か

http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120072.html

CBSテレビ(電子版)によると、衝突は米東部時間10日正午(日本時間11日午前2時)ごろ、北シベリア上空約790キロで起きた。両衛星とも破壊され、約600のデブリとなって漂っているという。ロシアの衛星は93年に打ち上げられた「コスモス2251号」で、10年ほど前から機能停止していたらしい。

デブリ問題は近年深刻化しており、一昨年、中国が衛星破壊実験をしたときは「デブリが多数発生する」と国際的に非難された。米航空宇宙局(NASA)によると、10センチを超えるデブリは現在約1万2千個が確認されている。

上記の記事にあるように、我々が想像する以上に、地球に近い宇宙空間には多数のゴミが浮遊していて、最悪の場合、こういった事故が起きてもおかしくはないのですが、遂に起きてしまいましたね。
機能している衛星が破壊されれば、機能しなくなることで重大な支障が生じかねず、人が乗っていれば人命の喪失にもつながりますから、宇宙ゴミ対策は、今後、ますます真剣に取り組むべき問題になるでしょう。

Yahooからの市場奪取に向けて手段を選ばぬGoogle、PayPerPostキャンペーンを採用

http://jp.techcrunch.com/archives/20090209pay-per-post-google-uses-every-trick-to-beat-yahoo-in-japan/

日本のブログ界では今、Googleが東京に拠点をおくインターネットマーケティング会社のCyberbuzzによるキーワード機能に関するPayPerPostキャンペーンを採用したことに注目が集まっている。実際、Googleのブログ検索を使って「Google急上昇ワードランキング+ブログパーツ+CyberBuzz」と日本語で検索するといくつものページがヒットし、数多くのブログが参加していることがわかる。たとえばこちらのブログではキーワード・ブログパーツを組み込み、世の中の動向を知るのに大変便利なツールだと紹介している。こちらのブログでは、キーワードが20分毎に更新され、日本のテレビスターの情報を得るのに役立ったりもすると書いている。これらの記事はいずれも「Cyberbuzzのキャンペーンに参加している」旨の情報を掲載している。
Googleは比較的最近に米国においてPayPerPostを行うブログに対して、厳しい措置を採っており、今回のキャンペーンは興味深い。PayPerPostのコンセプト自体は日本でのシェア向上に役立つと考えているのだろう(尚、日本では米国におけるほどPayPerPostに対する風当たりは強くない)。

提灯ブログでシェアを拡大しようという姑息さ、狡猾さが、他人事ながら情けないですね。上記の記事では、「日本では米国におけるほどPayPerPostに対する風当たりは強くない」とありますが、提灯ブログのブログ主が喜々として取材に応じメディアに登場した結果、そのブログが大炎上したという実例もあり、日本でも、風当たりが強くないからやって良い、という状況にはないと思いますし、そもそも、グーグルが米国で厳しい措置をとっている、その方法を日本法人がぬけぬけとやってしまうということがおかしいでしょう。
グーグルは、この件につき、

http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/google.html

と述べているだけで、これだけでは何のことやらよくわかりませんが、目的のためには手段を選ばないという危険な体質を露呈したと言えるかもしれません。
グーグルストリートビューの問題も、こういった体質を持っている疑いのある企業により提供されているサービスである、という目で見るべきかもしれないという、深刻さを感じさせる不祥事という印象を受けます。

首絞め最中に交通事故…殺人それとも殺人未遂+過失致死

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090212-OYT1T00647.htm?from=main2

被告は07年12月2日早朝、小倉南区下曽根の横断歩道上で、あおむけになった同区の飲食店従業員渡辺佳代さん(当時35歳)に馬乗りになって首を絞めた。その後、〈1〉頸(けい)部圧迫による心停止〈2〉頸部骨折で身動きできなくなった後、通りかかったタンクローリーに頭部をひかれて脳挫滅――のいずれかで渡辺さんを殺害した、としている。

死因がいずれか特定できていないのでしょうか。そうであるとすれば、因果関係について択一関係が生じている場合として、古くからいろいろと議論がある問題になります。
結論から言うと、被告人による首を絞める行為があったが故に、被害者がその場にいてタンクローリーにひかれた、という経過をたどったものと思われますから、殺人未遂ではなく既遂、因果関係がいずれか確定できないとしても、因果関係は肯定され殺人罪が成立ということになるのではないかと思います。
こういった択一関係にある場合として、難しいのは、異なる構成要件にまたがってしまう場合です。