http://www.asahi.com/international/update/0212/TKY200902120072.html
CBSテレビ(電子版)によると、衝突は米東部時間10日正午(日本時間11日午前2時)ごろ、北シベリア上空約790キロで起きた。両衛星とも破壊され、約600のデブリとなって漂っているという。ロシアの衛星は93年に打ち上げられた「コスモス2251号」で、10年ほど前から機能停止していたらしい。
デブリ問題は近年深刻化しており、一昨年、中国が衛星破壊実験をしたときは「デブリが多数発生する」と国際的に非難された。米航空宇宙局(NASA)によると、10センチを超えるデブリは現在約1万2千個が確認されている。
上記の記事にあるように、我々が想像する以上に、地球に近い宇宙空間には多数のゴミが浮遊していて、最悪の場合、こういった事故が起きてもおかしくはないのですが、遂に起きてしまいましたね。
機能している衛星が破壊されれば、機能しなくなることで重大な支障が生じかねず、人が乗っていれば人命の喪失にもつながりますから、宇宙ゴミ対策は、今後、ますます真剣に取り組むべき問題になるでしょう。