ライブドア事件、宮内被告が上告取り下げ…近く収監へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000045-yom-soci

懲役1年2月の実刑とした2審・東京高裁判決が確定。宮内被告は近く収監されるとみられる。

未決勾留日数の算入を差し引くと、実質的な服役期間は1年程度になると思われますが、仮釈放も期待でき、今の時期くらいから服役を開始すれば、来年のお正月をシャバで迎えるということも現実的に十分可能でしょう。その辺の事情を勘案しての上告取り下げではないかと推測されます。

警官が被害者遺族ののしる 山梨県警

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090125/crm0901252321020-n1.htm

長女によると、今月17日に北杜署を訪れ、刑事課の署員に「殺人罪が適用されないことは納得できない」と伝えると、署員は「何が納得できないんだ。殺意がないから殺人じゃない。警察は検事の言う通りに動いているんだ」と強い口調でののしった。

一般の人に対しては、「警察は検事の言う通りに動いているんだ」などと言って責任回避しつつ、検察庁へやって来ると、警察には独立した捜査権がある、第一次的捜査機関だ、などと、つべこべ言い、自分たちの言い分が通らないと陰に陽に嫌がらせすることも辞さないのが警察、自分たちの利益のためには幾通りもの色に変化できるカメレオンのような面があり嘘も平気でつける、ということは、知らない人は覚えておいたほうが良いでしょうね。
無用な敵意を持つべきではなく、しっかり働いてもらう必要がありますが、何をするかわからない危険さがあり、常に警戒心を持ちつつ接しないと大変なことになりかねません。

交流サイト「SNS」世界大手のマイスペース、ラジオ・雑誌と提携

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090125AT1D230AC24012009.html

4月からネットと連動したラジオ番組を放送したり、共同で雑誌を発行したりして認知度を高める。2006年に日本に参入してから会員獲得で苦戦しており、複数メディアと連携する「クロスメディア戦略」で国内最大手ミクシィを追撃する。

私の場合、特にミクシィが良いとも思いませんが、そこでつながりを持っている人々が既に一定数いて、今さら他へ移ってやり直すのも面倒でそのまま続けている、という面があります。そういう人は、おそらく多いと思いますが、それだけにマイスペースとしては苦戦を強いられているのでしょう。
上記の記事にあるように、浅く広く会員を募る方法もありますが、SNSの場合、人の集りの中の核になっているような人々がいるはずで、そういった人々が引っ越してくるだけで、つながりのある人々が移動して来ることが期待できるように思います。その辺の一本釣りも併せて行うと、効果が期待できるかもしれません。

【神隠し殺人】きょう第6回公判、検察が求刑、極刑求めるか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000507-san-soci

公判の争点は量刑となっている。検察側は冒頭陳述の段階で、「遺族は皆、死刑を望んでいる」と厳しい処罰感情に言及しており、極刑を求めると予想される。

情状面のポイントを私なりにまとめてみると、死刑方向にはたらく被告人に不利な情状としては、

1 被害者の帰宅直後を襲いわいせつ目的で拐取するという犯行動機、態様の悪質性
2 家族からの届出を受け、警察が動いたと知るや身勝手にも平然と殺害していること
3 殺害後、遺体を解体して処分し被害者の尊厳を踏みにじっていること
4 上記3の行為に及びつつ、平然と取材に答え無関係の第三者を装っていたこと
5 被害者に何ら落ち度はなく、遺族の処罰感情が極めて強い上、社会的影響が強く、厳罰の必要性が高いこと

であり、死刑を阻止する方向にはたらく被告人に有利な情状としては、

1 拐取の時点から殺害を計画していたとまでは認められず、犯行に稚拙な面があることは否定できないこと
2 被害者数が1名であること
3 犯行後、否認していた時期はあるが、その後は自白し、反省の態度を示し、被害者や遺族に謝罪していること
4 前科がなく(報道による限り)、本件犯行を除いては正業に就き通常の社会生活を営んでいたこと
5 若年で、更生の余地がないとは言えないこと

といったことになろうかと思います(あくまで報道を前提にまとめたものですが)。
最近は、殺害被害者が1名でも死刑が宣告されているケースは珍しくなくなっているので、裁判所が、上記のような不利な情状をどこまで重く見るかということが死刑、無期の分かれ目になるでしょう。