リーマン破たん、「こんな急に」 六本木ヒルズのオフィス

http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091501000304.html

15日に連邦破産法の適用申請を発表した米証券大手リーマン・ブラザーズの日本のオフィスがある東京・六本木ヒルズには、社員らが緊迫した様子で駆け付けた。報道関係者の取材に「こんな急に…」と驚いたり、口を閉ざしたりした。

この記事に添付されている画像に写っているのが、私が邪魔だ邪魔だと言ってきた石碑のような案内板です。金融庁が業務停止命令を出したようですが、案内板の撤去命令も出してほしいものです。
先ほど、リーマン破綻に関するテレビのニュースを見ていたところ、リーマンのかつての融資先にライブドアがあったということで、得意げに記者会見するホリエモンが映し出されていましたが、考えてみると、森タワーの回転ドア死亡事故の後、ライブドア村上ファンドグッドウィル証券取引法違反事件を起こして失踪した弁護士等々、事件や騒動の中で、森タワーにいた人や組織が次々と消えて行き、今度はリーマン破綻と、何かに祟られているのではないか、と思わずにはいられません。
一部の関係者が「ヒルズ族」などと調子に乗って拝金の道を歩んでいたことに対し、見えざる、人間の力を超えた、神秘的な力でも働いて、次々と怒りの鉄槌が下されているのかもしれません。

<開発虚偽登記>法務局の元登記官逮捕 組織的関与か 岐阜

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000008-mai-soci

この事件での登記官逮捕者は3人目で、虚偽登記に法務局の登記官が組織的に関与した疑いが一層強まった。

虚偽登記に複数の登記官が組織的に関与する、という事件は珍しく、どういった経緯で事件の中に取り込まれていったのか、他に余罪はないか、どういった利得があったのか等々、事件としての興味は尽きないですね。
大きさというよりも、特異さや根の深さが特徴的であり、それだけに特捜部がやる意味のある事件、という印象を受けます。

株価大暴落 ブラックマンデーから20年

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071019/biz0710191007001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071019/biz0710191007001-n2.htm

世界の金融市場は、97年のアジア金融危機や2001年の米同時中枢テロなど、数々の危機をくぐり抜けてきた。この間に資金が国境を瞬時に越える経済のグローバル化が進展した。主要な投資家としてヘッジファンドが台頭し、中国やインドなどの新興国市場も急成長を遂げた。
こうした中で「危機が広がる速度は増し、どの国も問題を回避するのは難しくなった」(メルツァー教授)と思い知らされたのが、サブプライムローン焦げ付きに端を発した世界市場の混乱だった。ローン担保証券に投資していた日米欧の金融機関が巨額損失を被り、信用収縮が広がった。

ブラックマンデーの当時、私は司法修習生で、当時の異常な状況は今でも思い出すことができます。当時よりも今のほうが、記事にもあるように、経済のグローバル化が進んでいて、今回の米国発の経済危機が一気に世界へと広がって、世界恐慌やそれに近い状況になるということは十分あり得ることでしょう。リーマンが破綻してしまうような状態であり、また、米国では大手保険会社であるAIGグループも破綻の危機に瀕しているとのことで、厳しい状況が今後も続くことは間違いなさそうです。
私自身は、株をやらず、景気不景気に左右されない分野で生きているので、この危機の影響は感じていないのですが、特に日本経済への影響は気になります。