株価大暴落 ブラックマンデーから20年

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071019/biz0710191007001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071019/biz0710191007001-n2.htm

世界の金融市場は、97年のアジア金融危機や2001年の米同時中枢テロなど、数々の危機をくぐり抜けてきた。この間に資金が国境を瞬時に越える経済のグローバル化が進展した。主要な投資家としてヘッジファンドが台頭し、中国やインドなどの新興国市場も急成長を遂げた。
こうした中で「危機が広がる速度は増し、どの国も問題を回避するのは難しくなった」(メルツァー教授)と思い知らされたのが、サブプライムローン焦げ付きに端を発した世界市場の混乱だった。ローン担保証券に投資していた日米欧の金融機関が巨額損失を被り、信用収縮が広がった。

ブラックマンデーの当時、私は司法修習生で、当時の異常な状況は今でも思い出すことができます。当時よりも今のほうが、記事にもあるように、経済のグローバル化が進んでいて、今回の米国発の経済危機が一気に世界へと広がって、世界恐慌やそれに近い状況になるということは十分あり得ることでしょう。リーマンが破綻してしまうような状態であり、また、米国では大手保険会社であるAIGグループも破綻の危機に瀕しているとのことで、厳しい状況が今後も続くことは間違いなさそうです。
私自身は、株をやらず、景気不景気に左右されない分野で生きているので、この危機の影響は感じていないのですが、特に日本経済への影響は気になります。