今、六本木ヒルズで何が起きているのか

http://news.livedoor.com/article/detail/3511326/

ヒルズは家賃が高くて収益に見合わないことは当初から分かっていた。それでもオープン当初は店を構えるのが一種のステータスでしたが、ホリエモンの一件以来、ヒルズのイメージは失墜。同じ家賃なら、今ならもっと集客力のあるミッドタウンや銀座に出店したほうがいい。“ヒルズ族”と呼ばれるのを嫌ってオフィスを移転した企業も少なくありませんからね」

仕事を含め、かなりの時間、六本木ヒルズ内にいる私から言わせてもらうと、イメージに振り回されるような「虚業」関係者はさっさと出て行ってもらい、中身で勝負しようという人々が集まる、昼も夜も充実した場になるべく、リニューアルしてほしい、という気がします。
現在は、かなりの店舗が工事中なので、久しぶりに六本木ヒルズへ来る方は、目指す店舗等が営業中かどうか、予め確認しておいたほうが良いでしょう。

六本木ヒルズ Shops & Restaurants リニューアルのご案内
http://www.roppongihills.com/jp/helpdesk/renewal2008.html

熱気球で不明の神田さん、米が捜索打ち切り

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080216STXKG000716022008.html

神田さんは日本時間の1月31日、栃木県栃木市から出発、約60時間で北米に到着する予定だった。2月1日、アリューシャン列島南方の太平洋上空を飛行中に支援本部に電話連絡があったのを最後に通信が途絶えた。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080202#1201961638

でコメントした「風船おじさん」と同じ結末を迎えてしまい、残念です。風船おじさん共々、大空の彼方へ飛び去り、永遠に飛び続けていると信じたい気持ちになります。

鳩山発言 これで法相が務まるか

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/76389.html

鳩山邦夫法相の口からまた問題発言が飛び出した。被告全員の無罪が確定している鹿児島県の公選法違反事件について「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」と語ったのだ。

法相がなすべきは言葉の定義をもてあそぶことでなく、捜査側の責任を明確にし、事件の再発防止策を確立することではないか。検察幹部の前で冤罪を否定するなど理解に苦しむ。

この事件で、そもそもおかしいと思うのは、これだけでたらめな捜査、でたらめな訴訟追行が行われたにもかかわらず、検察、警察の枢要な地位にいた者で、きちんと責任をとった者がいないことです。
私が、無罪事件の後に聞いた話では、捜査当時の鹿児島地検検事正は、既に退官し、どこかで、おもしろおかしく公証人をやっているようですが、これだけの大失態を引き起こした張本人、最高責任者であった上、検察庁からのあてがい扶持でしかない公証人の職など、潔く辞すべきでしょう。おめおめと公証人を続けている、その神経を疑います。そもそも、そういった無責任な人間であったからこそ、この事件に対する適切な指揮もできなかったと言えるように思います。
当時の次席検事、起訴した主任検事が、その職を辞した、という話も聞きませんが、まだ検察庁の片隅にでも籍を置いているのであれば、速やかに辞職すべきでしょう。警察についても同様であり、末端の捜査官はともかく、捜査の責任ある立場にいた人々は、国民が納得できるような責任の取り方を、それとわかる形ですべきでしょう。
上記のような鳩山発言がたちが悪いのは、そういった取るべき責任も取らせないまま放置し、それを棚に上げ、これは冤罪ではない、などと無責任にも放言していることであり、発言を取り消し謝罪して済ませることができる問題ではないと思います。

JAL国際線、軽食用カートをトイレに収納 食事は提供

http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200802160124.html

離陸のため走り出した段階で気づいた客室乗務員は、とっさの判断で1台を客室後部のトイレに押し込んだ。36人分のちらしずしなどが入っていたが、箱入りのため衛生上問題はないと判断。食事は離陸後、客に提供した。

修理ミスがあった飛行機を、多数の乗客を乗せたまま墜落するまで、繰り返し飛ばし、多くの人の生命、夢、希望を奪い世の中に無数の不幸を作り出しながら今なお存続しているような航空会社ですから、何が起きても不思議ではありませんが、便所に押し込み隠しておいた食事を、箱入りだから衛生上問題ない、などと勝手に正当化して乗客に提供する、という無神経さにはあきれます。「便所に押し込み隠していたちらしずしですが、箱入りで衛生上問題はないので、提供して良いでしょうか?」と聞いたはずもなく、黙って作り笑いしながら配って回ったはずですが、今後、JALを利用する人は、どこでどのように保管されていたかわからないものを食べさせられている、ということをよく覚えておいたほうが良いでしょう。

追記:

コメント欄で、

晴天乱気流や離陸事故でアンロックカートが軽量トイレドアを突き破って暴走したら、激突した乗客が死ぬくらい重い

とのご指摘がありましたが、そういう意味でも、何が起きても不思議ではない、リスキーな航空会社である、ということでしょう。

日教組教員らの宿泊も拒否 教研集会でプリンスホテル

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008021601000438.html

日教組によると、教研集会参加予定の教員らの宿泊用に、2月1日から3日までの3泊分、約190室をグランドプリンスホテル新高輪に予約。しかし、ホテル側は全体集会の使用を拒否するとともに、宿泊も認めないと通告した。日教組側は急きょほかのホテルに部屋を確保した。

何を恐がっているんでしょうね、このホテルは。先週号の日経ビジネスで、再生を目指す西武グループ、といった記事があり、きれい事が沢山書いてありましたが、読者で、何を言ってるんだ、とあきれながら読んだ人は多かったのではないかと思います。ちなみに、私もその1人です。
いろいろと言い訳、弁解を繰り返していますが、この騒ぎで、このホテルやそのグループが失ったものは大きいでしょう。元々、設備やサービスが特に優れているわけでもないホテルばかりで、この世の中で存在しなくても困るようなものではなく、私も、今後は使わないようにしようと思っています。
このまま開き直って反省の態度が見えない限り、10年でも20年でも30年でも、本ブログ(が続いていればですが)で繰り返し取り上げ、徹底的に批判し、また、接触する機会がある人々にも、あらゆる方法でこの問題を伝え、このようなホテルを利用することへの疑問を伝えて、この問題を風化させないようにします。>プリンスホテル

故・メイ牛山さんのブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/mayushiyama1911/

昨日の日本経済新聞夕刊「追想録」で、昨年12月13日に亡くなった、美容家のメイ牛山さんの記事が出ていて、2006年からブログを立ち上げていたことが紹介されていたので、検索し、上記のブログに行き当たりました。
少し読んでみましたが、語り口や内容が率直でおもしろく、惜しい方を亡くした、と改めて思いました。
生前のメイ牛山さんとの面識は、もちろんありませんでしたが、六本木ヒルズ内にあるハリウッドプラザに出てきて関係者の仕事振りを見守っているという話は聞いたことがあり、何年か前でしたが、六本木ヒルズクラブで食事をされている姿を遠くから見たことがありました。高齢ながら非常にお元気そうであったことが思い出されます。
ブログを読むだけでも、後に続く有望な方々が大勢おられることがよくわかり、偉大なる人生であった、という印象を強く受けます。ご冥福をお祈りします。