映画「運び屋」

 

 映画館で観られていなかったものを、海外出張の際に飛行機の中で観ることができました。

 クリント・イーストウッド演じる、インターネット時代から取り残され家族からも見放された老人が、ひょんなことから運び屋になり、その後・・・というストーリーで、運び屋としての動きや犯罪組織を追うDEA(麻薬取締局)、老人の家族との触れ合いが、ストーリーの中に巧みに織り込まれていて、なかなかの秀作になっているという印象を持ちました。

人は、犯罪者とそうでない人に、くっきりと境界があって分かれるのではなく、その境界線上で、ある人は踏みとどまり、ある人は落ちていく、そういう危うさやもろさといったことも、改めて感じるものがありました。その意味で、人間が描かれた犯罪映画という側面があるでしょう。

「iPhone」から「Android」への乗り換えが増加傾向--BankMyCell調べ

「iPhone」から「Android」への乗り換えが増加傾向--BankMyCell調べ - CNET Japan

中古デバイスの売買仲介サイトを運営するBankMyCellは、2018年10月から2019年6月までにiPhoneを下取りに出した3万8000人以上のユーザーのデータを収集し、オンライン下取りプロセスにおけるAppleのブランドロイヤルティなどに対する洞察を導き出した。調査によると、6月にiPhoneを下取りに出してサムスン製デバイスに乗り換えたユーザーは18.1%で、同社のこれまでの調査で最高レベルとなった。

 海外(アメリカ?)での調査結果ですが、隆盛を極めてきたiPhoneの勢いが失速しつつあるという、流れの変化を感じさせるものがあります。

既に、ブログやツイッターでも何度か指摘したことがありますが、iPhoneがハイエンドのAndroid機に競り負けつつあるのはカメラ機能です。今や、撮影したコンテンツをネットに上げる、「インスタ映え」を狙う人々が膨大にいる状況ですが、そういう人々にとって、ハイエンドの(ハイエンドでなくても)Android機は、見栄えがするものが撮りやすく大きな魅力があります。iPhoneは、素のままの良い写真が撮れるとはいえ、同じものを撮って比較すると、Android機に比べてiPhoneは寂しさを感じやすく、上記のような流れの背景にはそうした事情も存在しているのではないかと推測されます。

今秋に出るiPhoneは3連カメラ搭載と噂されていますが、新機能で巻き返すのか、このままAndroid機の優位を許すのか、そこも大きく注目されると思います。

懐かしの刑事事件から進行中の事件を予想する

yjochi.hatenadiary.com

カルロス・ゴーン被告人らの事件で、第1回公判がいつ頃になるか、時々、マスコミ関係者から聞かれるのですが、その参考にと思い、かつて自分が主任弁護人を務めていた上記事件の経過を振り返ってみました。

この事件も、東京地検特捜部起訴でしたが、2007年8月に最終の起訴があり、公判前整理手続を経て、翌2008年5月に第1回公判となりました。その間、9か月かかったことになります。詐欺事件が2件あり、証拠資料もかなりの分量で、罪名も異なり単純には比較できませんが、日産関係の事件と似通ったものを感じます。

日産関係の事件で、最終の起訴は(多分、もう、追起訴はないだろうと思いますが)今年の4月で、そこから9か月となると来年1月になります。報道によれば、弁護人も初公判は来年になるとコメントしているようで、年内中の第1回公判は、まずなさそうです。年度末の3月あたりに第1回公判を入れるかどうか、現実的には来年4月、連休明けの5月あたりというところではないかと、私は推測(あくまで推測ですが)しています。

最近のiPad mini5使用状況

www.apple.com

今年3月末に導入したiPad mini5ですが、毎日持ち歩き、なくてはならない存在になっています。

特に便利に感じているのは、Apple Pencilを使ったメモ取りで、持ち歩いていた紙のメモはやめて、iPad mini5でメモするようになっていて、かなり慣れて、ほぼ定着している状態です。iPad mini4ではこれができませんでしたから、4から5に変えた最も大きな収穫と言えるかもしれません。

前にも書いたことがありますが、ありがたいのは、コンパクトなことで、小ぶりなクラッチバッグにも収納できることです。このサイズを超えると、小ぶりなクラッチ系にはなかなか収納が難しくなるもので、このサイズ感のメリットの大きさを、日々、感じています。

一時は、もうなくなるのではないかと噂されていたiPad miniですが、無理にFaceIDにしたりする必要はありませんから、2年ごとくらいにCPUを刷新して、価格を抑えつつ

今後も販売を継続してほしいと切に願っています。

iPhone 8 いまだに売れ続ける! ファーウェイ、ソニモバが追う! スマートフォン売れ筋ランキングTOP10!

iPhone 8 いまだに売れ続ける! ファーウェイ、ソニモバが追う! スマートフォン売れ筋ランキングTOP10! - BCN+R

1位 ↑(前週2位)iPhone 8 64GB(SoftBank)(アップル)
2位 ↓(前週1位)iPhone 8 64GB(au)(アップル)
3位 →(前週3位)Xperia XZ3 SOV39(ソニーモバイルコミュニケーションズ
4位 →(前週4位)iPhone 6s 32GB(Y!mobile)(アップル)
5位 →(前週5位)iPhone XR 64GB(au)(アップル)

 iPhoneの人気の根強さを感じますが、とはいえ、最新のiPhoneでランク入りしているのは5位のiPhone XRだけで、XS、XS Maxはベスト10にも入っておらず、やはりiPhoneの失速を感じさせるものがあります。6sは、最新機種の4代前(iPhoneXをカウントしなければ3代前)の機種ですが、いまだにこれだけ売れています。

旧機種と新機種の性能差がそれほどなく、ユーザーは割安感がある旧機種に流れ、旧機種の販売をやめてしまえばユーザー離れを招きかねず販売がやめられないという状態に陥っている印象を受けます。

アメージングな新機能を打ち出せなくなり高価格化が著しいiPhoneが、今後、どのように巻き返してくるのか、このまま沈下するのか、興味深いものがあります。

 

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国(講談社学術文庫)

 

 最近、ローマ帝国に興味を感じており、何か1冊、入門書的に通しで読めるものがないかと探していたところ、これがおもしろそうだったので読んでみました。

伝説の世界のローマ帝国の発祥から、近隣諸国との抗争を勝ち抜いて世界帝国へ発展し、その後、分裂して滅んでいった歴史が、ローマ帝国だけでなく「地中海世界」の中で捉えられ描かれていて、知見に乏しい私にとって、道しるべ的な位置付けにもなる1冊として有益なものとなりました。

政治、文化、法律(ローマ法は、法学部でも科目がある学問分野です)等々、ローマに学ぶことは数多くあり(反面教師的なものも含めて)、今後もこういった方面の勉強を積み重ねていくベースになるものとなりました。

 

分離プラン時代に選びたい、3万~6万円台の最新ミッドレンジスマホまとめ

分離プラン時代に選びたい、3万〜6万円台の最新ミッドレンジスマホまとめ (1/3) - ITmedia Mobile

分離プランでは端末購入補助がこれまでよりも厳しく制限され、改正法案では「2万円」が上限とされている。一方、スマートフォンはハイエンドモデルを中心に、ますます多機能化が進み、10万円を超える機種も珍しくない。そこで、キャリアは価格を抑えながらも十分な性能を持つミッドレンジモデルを増やす方向にシフトしている。

スマートフォンのハイエンドモデル、特にiPhoneの高額化は、既に耐えがたいレベルになっていて、通信キャリアの端末サポートがなくなる状況下では、自衛策を考える必要もあるでしょう。
iOSの場合、iPadは、高性能にこだわらなければ、中古を含め、比較的手につきやすい価格で入手でき、かつ、割と長めに使えます。iOSiPadでまかなうことにして、スマートフォンAndroidに乗り換えるというのは、1つの有力な選択肢でしょう。
Android機では、カメラ機能が充実したものが増えています。そういった、「売り」の機能をよく見て、ミドルレンジのAndroid機をうまく選択する上で、上記の記事は なかなか役立つものだと思います。