「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」

「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

横浜地裁は少年を家庭裁判所へ移送することを決定した。 決定の中で横浜地裁は、ほとんどの家事を少年が行っていたことなどから、少年の置かれた状況を「ネグレクトと評価しうる状態」と判断した上で「少年は両親からの愛情を実感できず、家庭内に居場所がないと感じていた」とした。 そして少年の育った環境や犯行に至った動機を考えると、「今回の犯行は両親による長年の不適切な養育がなければ起こらなかった」と、少年の主張する虐待・ネグレクトを認めた上で、それらがなければ、“事件は起こらなかった”とまで断じたのだ。 「両親殺害の責任は非常に重大であるものの、少年のみを責めることは相当ではない」

こうして裁判所は、少年には「相応の時間をかけて矯正教育が求められる」と、検察側が求めていた「刑罰」ではなく「保護処分」が相当として、家庭裁判所への移送を決定した。

少年には可塑性があり、刑務所よりも少年院のほうが、遥かに教育的効果が高いものがあります。

犯罪が重大であればあるほど、厳罰の報告に目が向きがちですが、再犯を防止し再び重大犯罪を犯して新たな被害者を生まないことも重要です。そういった意味で、刑罰と保護処分を、少年の特性や事件の経緯を考慮しながら適切に決めていくことが重要でしょう。

記事を読み、このような最悪の事件へと進む前に、打てる手はなかったものかと考えさせられました。