山あいの町唯一のコンビニ、24時間営業断念 夜勤者確保できず

山あいの町唯一のコンビニ、24時間営業断念 夜勤者確保できず(河北新報) - Yahoo!ニュース

にぎわい拠点として町の期待を担う中核施設だったが、人手不足の時流には逆らえなかった。

私が子供の頃は、田舎だったというせいもありますが、商店は日曜、祝日は休みなのが当たり前で、早朝、深夜に営業している商店、飲食店も、ごく一部の例外を除いてありませんでした。盆休み、年末年始の休みも、お店でもしっかり取っていて、そういうものだという前提で社会は動いていました。

確かに、24時間営業、年中無休が当たり前という社会は便利ですが、それは、そこで働く人々の多大な負担の上に成立するもので、少子化、高齢化が進む日本社会では、もはやそういう体制を維持していくことは困難でしょう。最高に便利であった時よりは退きつつ、社会に見合った働き方、その上に立った利便性を受け入れていかざるを得ない、そういう状況になっていると思います。

人々に無理を強いて、無理の上に成り立つ社会は、そういう無理をコストとして織り込んでしまう社会でもあります。無理を強いず、強いないことによってコストを低減する社会は、工夫によって、より住み良い社会にもなっていくでしょう。