「本当の定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う」

 

私自身は弁護士なので、定年はないのですが、同期で任官した検事で辞めずに勤め続けてきた人々は次々と勇退していますし、同学年の人々もそろそろ定年という、そういう状況になっています。そういう状況もあって、本書に興味を感じ通読してみました。

一般的に、人々がどのような労働生活を歩み、定年を迎え、その後、どのような人生を歩んでいくかが、様々な具体的データに基づいて解説され、とてもわかりやすく感じました。著者が繰り返し主張するように、定年後も、自分ができる小さな仕事を継続することで、収入、やりがいを得ることができ、老後の資金不足を必要以上に懸念せずに生きていくことができます。また、そのような労働力が確保されることで、人手不足への対策にもなるでしょう。

社会の中における定年後、ということを考える上で参考になる1冊でした。