【速報】安倍元総理銃撃事件 山上徹也容疑者の鑑定留置期間を再延長 来年1月23日まで13日延長

【速報】安倍元総理銃撃事件 山上徹也容疑者の鑑定留置期間を再延長 来年1月23日まで13日延長(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

山上徹也容疑者(42)の刑事責任能力の有無を調べるための鑑定留置については、当初11月29日までの期間とされていましたが、奈良地検が延長を請求、いったん来年2月6日までの期間延長が決定しました。 これに対し、山上容疑者の弁護人らが決定を不服として取り消しを求める準抗告を裁判所に申し立て、裁判所は期間を1月10日までと決定していました。

私の経験上、当初の鑑定留置期間が延長される場合としては、専ら鑑定上、鑑定人自身の都合によるのが通常で、

・鑑定自体に、当初の予想以上の時間がかかっている(その原因として、被疑者が鑑定に協力的でないこともあります)

・鑑定を行う中で、新たな問題点が生じて、その対処、検討に時間がかかっている

・鑑定書を取りまとめるのに時間がかかっている

といったことが原因になりがちだと思います。

被疑者に、非定型的な精神上の問題点がある場合に、その評価をどうするか、鑑定人が慎重になっているといったこともあり得るでしょう。

検察庁が、なぜこういった延長をするのか、国民に対して説明しないと、国民の不信感が募るばかりで、何もかも説明しろとまでは言いませんが、説明しないことが不信感を招いていることは事実だと思います。