「死ぬ以外、ネットでのリンチやめない」Hagexさん殺害、被告が動機語る

「死ぬ以外、ネットでのリンチやめない」Hagexさん殺害、被告が動機語る(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

被告は「一方的に殺してしまったことは、嫌いないじめと同じだと反省している」と述べた一方で「ネットリンチする人が1人減ったので、後悔はしていない」と淡々と語った。今回の事件以外にも「リンチしている人間はだいたいターゲットだった。殺す優先順位も付けていた」と話した。

 私自身、もう20年近く、個人として、あるいは仕事でインターネットを見てきていますが、過度にインターネットにハマってしまうことで、視野が狭くなり、狭い視野でしか物が見られなくなり、歪んだ思考、行動へと走る人々がいるものだと思います。

中には、病院で治療を受けるべきケースもあると思いますが、時にはインターネットから離れてみる、少し距離をおく、ということも必要でしょう。自分自身にとってはインターネットの世界が極めて大きなもののように感じても、実際は、ごくちっぽけなところでコップの中の嵐が吹いているだけ、ということがほとんどだと思います。

そういう、冷静になって物を見る余裕が、この被告人にもっとあれば、最悪の結果にはならなかっただろうと、残念な思いがします。

被害者は、今後の更なる活躍が期待されていた人であっただけに、非業の死は残念であったと思いますし、社会的な損失にも大きなものがあったでしょう。ご冥福をお祈りします。