カルロス・ゴーン被告の会見 来月中旬以降で検討(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
ゴーン被告の弁護人である弘中弁護士によりますと、ゴーン被告の記者会見を来月10日から月末までの間に開く方向で検討を進めているということです。
否認事件で、被告人が記者会見を希望するというのはありがちなことですが、リスクとしては、
・公判で話そうとしていることと違うことを話してしまい、引っ込みがつかなくなる
・マスコミとのやり取りの中で、一部が切り取られて一人歩きし、誤った印象を与えてしまう
・余計なことを話してしまい、困った事態になる
といったことが起き得ます。やらないというのはそれはそれとして賢明な選択であり、やるのであれば十分に練って行うべきで、弁護団としては後者の方針で臨みつつあるのでしょう。
中間的な方法として、マスコミから質問を出してもらい、文書で回答するというのも、リスクを低めることができますから有効な手段です。
平成の最後に、ゴーン氏が記者会見で何を語るか、注目されます。