「おかえり」とドアを開ける場所で、事件は起きた。児童養護施設が“実家“であるために(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
東京都渋谷区の児童養護施設の施設長(46)が2月25日、3年前まで施設に入所していた男(22)に刃物で襲われ、死亡した。男は「施設に恨みがあった。関係者なら誰でもよかった」と供述しているといい、関係者の間で衝撃が広がっている。
立神さんによると、東京都内ではこれまでも児童相談所の一時保護所がいっぱいで、児童養護施設や里親に一時保護の依頼をしていたものの、さらに拍車がかかっているという。
実に痛ましい事件であり、亡くなった施設長はお気の毒と言うしかありませんし、被疑者も、このような重大な事件を起こしたことで今後の人生は暗転せざるを得ないでしょう。
児童養護施設の関係者は、限られたリソースの中、懸命に頑張っているもので、多くの人々が、そこでの生活を経て自立し、関係者への感謝の思いを抱きつつ生活しているはずです。このような事件を偏見へと結びつけないようにすべきだと思いますし、限られたリソースを、より広げていく(予算、人員も含め)努力を、国家、社会が今後も積み重ねていかなければならないと思います。
亡くなった施設長のご冥福をお祈りします。