https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180404-00010010-huffpost-soci
女性を「穢れ」視する風習は、日本でも古来からありますが、日本相撲協会は公益財団法人であり、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律5条5号では、
公の秩序若しくは善良の風俗を害するおそれのある事業を行わないものであること。
が公益認定の適合基準とされています。男女平等を公の秩序、善良の風俗とする日本において、いまだに、女性を差別して土俵に上げない、という方針を取る団体には、上記のような適合基準に抵触する恐れもあるように思われます。
裸になりまわしをつけて取り組むという性質上、女性力士というのは本質的に難しいとしても、表彰式で表彰する側が土俵に上がる、急病人が出て医師が土俵に上がるといったことも認めないというのは、公益財団法人としておかしなことと感じます。そういう時代錯誤な方針を貫徹したいなら、公益財団法人認定を返上すべきでしょう。優勝力士への内閣総理大臣賞といったものも、取りやめを検討すべきではないかと思います。