「大崎事件」再審認める、10年服役 無実訴え・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180312-00000152-jnn-soci

12日の決定で、福岡高裁宮崎支部は「男性は事故死の可能性があるとした弁護団の新たな法医学鑑定には十分な信用性がある」としました。また、共犯とされた親族の自白なども「変遷がみられるなど信用できない」などとして、鹿児島地裁に続いて、原口さんの裁判のやり直しを認めました。

原審は、供述心理鑑定を高く評価して再審開始決定を出していましたが、高裁決定ではそこを評価せず、その一方で、原審が一部しか評価しなかった法医学鑑定(死因について確定判決とは異なる死んであった可能性が高いとするもの)については、ほぼ全面的に信用性を認め、再審開始という判断の重要な根拠にしていました。
供述心理鑑定については、高裁決定の見方が、刑事司法実務の一般的な考え方を反映していると言え、また、法医学鑑定に対する評価は、私が見ても、なかなか納得できる理由づけがされていて、今後、検察による特別抗告が出ても、この高裁決定を覆すのはかなり困難ではないかという印象を受けました。
再審無罪に向けての大きな前進があったと言えるでしょう。