- 作者: 半藤一利
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 半藤一利
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- 発売日: 2014/04/04
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運命の日、すべてはこう動いた! 1941年11月26日、米国は日本に「ハル・ノート」を通告、日米の外交交渉は熾烈を究め、ついに運命の日、12月8日に辿りつく。その時々刻刻の変化を東京、ワシントン、ホノルル、マレー半島に追いながら日本人にとって日米開戦とは何であったのかを冷静に解き明かす。
真珠湾攻撃関係の書籍は何冊か読んだことがありますが、この本では、当時の状況を、客観的かつ時系列的、克明に描き出しているのが特徴で、最初に出版されたのが10年余り前で比較的新しい部類に入ることから最近の真珠湾攻撃に関する書籍や議論の内容も取り込んでいて、知識がある程度ある人にもない人にも、じっくりと読める内容になっていると、通読して思いました。
これを読んだ後に、以前から2回ほど観た
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20110101#1293848083
NHKスペシャル パールハーバー 日米の運命を決めた日 [DVD]
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を久しぶりに観直して、文字情報と映像の双方で、歴史を振り返ることができ、平和がいかにして破られるか、そうならないためには何がなされるべきなのか、といったことを、結論が出ないまま、いろいろと考えさせられました。