地下鉄サリン事件 録音テープ公開、錯綜した現場の様子明らかに

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150114-00000362-fnn-soci

しかし、現場での情報は錯綜(さくそう)。
爆発物によるゲリラとの情報が飛び交う。

通信無線「爆発物を使用したゲリラ事件が発生した。(午前)8時27分、6km圏配備を発令中である。約20〜30(人)くらいが、口鼻などから出血。呼吸困難で立ち上がれない状態」

その後、乗客らの異様な症状と、さらなる目撃証言から、何らかの薬物を使ったテロであることが判明した。

私は、当時、名古屋地検に勤務していて、当日は、前夜に東京都内で行われた大学時代のゼミの同窓会に出た後に新宿のホテルに宿泊して朝に目覚めたところで、テレビをつけると、多数の人が救護を受けている異様な光景が映し出されていて、確かに、早い段階では「同時多発ゲリラ」と報じられていたのも覚えています。当時は極左のグループが、複数の箇所で一斉にケーブルを切断したりして電車を止めたり放火するといった同時多発ゲリラ事件が時々起きていて、それではないかと誤解されたのも無理からぬ面があります。まさかサリンのような薬物を使ったを使ったテロ事件とは、すぐにはわかりませんでした。
その後、3月末に警察庁長官銃撃事件も発生し、その第一報は名古屋地検にいて知り、これから異動で行く東京は大変なことになっていると、興奮と心配がない交ぜになったような気持ちになったことが思い出されます。そして、その年、平成7年(1995年)は、年末まで大変な状態が続くことになりました。あれから既に20年が経過しようとしていることに、様々な感慨を覚えます。