「口にするのも汚らわしい」…菊田真紀子氏発言に批判の嵐「ヘイトスピーチじゃないか」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000516-san-pol

文脈から「汚らわしいところ」とは宮沢氏の資金管理団体「宮沢会」が交際費名目で1万8000円を支出していた広島市内のSMバーを指すことは明らか。この発言を産経ニュースが速報すると、ツイッターなどで瞬く間に拡散された。
「なぜ個人の嗜好(しこう)や娯楽を提供する店舗を攻撃するのか」「とんでもない差別主義者だ」「ヘイトスピーチの垂れ流しだ」−。
多くは菊田氏への批判で、肯定的な意見は見つけるのが難しいほどだった。

日本国憲法は、13条で「幸福追求の自由」を保障していますが、人の幸福というものは人それぞれであり、他人に迷惑を及ぼしたりしない限り、こうあるべきだ、とか、こうでなくてはならない、といった型にはめたパターナリズムは他人の幸福追求を阻害することになると思います。SMについて、どういう印象を持つかは各人の自由ですが、それを「汚らわしい」などと公の場で、あたかも存在自体が許されないかのように言うのは、他人の幸福追求権についてあまりにも無頓着すぎるというしかないでしょう。
政治資金の在り方、使途という問題と、その対象となったもの、そのものの問題は、きちんと切り分けで考えられる必要があります。