http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2545496.article.html
来年度から県立高の「標準教材」として導入するのは、基本ソフト「ウィンドウズ8Pro(プロ)」のタブレット端末。ハード機器のメーカーやインストールするデジタル教材、価格は入札で決定するが、5万円を超えるのは確実とみられる。
同推進室は「ハードだけでなく、デジタル教材を含めた価格」と説明。県内の実証校では、iPadとウィンドウズ8端末を試験導入したが、ウィンドウズ8端末の導入費用は1台当たり8万円程度で、iPadの価格を下回ったという。生徒の負担については「高校教育で必要な教材として理解してもらうように努力する」としている。
何をやろうとしているのか、よくわかりませんが、県立高校の生徒に(生徒、というよりその保護者に、ということになりますが)1人5万円も負担させるのは重過ぎる、と率直に感じますね。不人気(と言って過言ではないでしょう)のWindows8タブレットをなぜわざわざ購入するのか、Nexus7など、廉価なAndroidタブレットが次々と出てきている上、iPadのようなタブレットもありながら、敢えてこのような高価なものに手を出し負担をかけることについて、真剣かつ実効的に検討されたのでしょうか?
高度なことをやろうとする前に、まず必要なのは、こうしたタブレットを生活の中に溶け込ませて活用する、活用できるようになることではないかと思います。そのために、1人あたり5万円も負担させるような重量級(?)のタブレットが必要とは思えず、もっと廉価なAndroidタブレットを、大量に安く買って生徒に配り、そのような活用が、まずできるようにするのが現実的な教育でしょう。
それにしても、Windowsの呪縛というものは、なかなか解けないものなのかもしれません。