2016年シニア世代のスマートフォン利用実態、購入端末で重視する点は「画面の大きさ」が1位(MMD調査)

http://getnews.jp/archives/1481934

今回の調査結果は 60 〜 79 歳の男女 884 人を対象に実施されたインターネットアンケートの結果に基づくもの

MMD の調査結果では、購入にあたり重視した点に関する質問もあり、回答の中でも「画面の大きさ」だと回答人は 55.2% と最も多く、続いて、操作性の良さと回答した人は 43.3%、端末価格だと回答した人は 31.2% でした(複数回答制なので 100% を超えます)。全体の半数以上の人は大画面端末を好んでいるようです。

私も、最近、老眼が進んできて、細かい文字を見るのが辛くなってきていて、シニア世代が大画面を好むのは、実感としてのよくわかります。
ガラケースマートフォンか、という二者択一よりも、特にシニア世代にあっては、ガラケーは維持しつつ、むしろタブレットを導入するのも現実的かつ活用できる道だろうと思います。タブレットであれば、画面の大きさで不満を感じることはないでしょうし、通話や従来使ってきて慣れているガラケー機能はそのまま温存しておいて、無理なく徐々にタブレットで慣れていく、というのはお勧めできる方法です。そうして、ガラケーではなくスマートフォンが良いとなったら、スマートフォンタブレットを併用することもできますし、どこかの時点でタブレットスマートフォンに一本化して、スマートフォンは大画面の「ファブレット」タイプのものにしてタブレットの機能も担わせる、というのも1つの方法でしょう。
通信キャリアも、シニア世代に、無理にスマートフォンへの転換を迫るより、そうした段階的、発展的な道を提示してあげるべきでしょう。