http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00000007-zdn_n-sci
デマツイートは、「明日午後9時を持ちまして、LINEを終了致します。ユーザー様の個人情報は、サービス終了後に全て抹消致しますこれまでご愛顧頂き、誠にありがとうございました。 平成25年7月22日 運営」というもので、投稿は22日午後10時ごろ行われ、23日午前8時までに1万回以上RTされている。
アイコンと説明文は本物のアカウントのものをコピーしている。
LINE終了のデマはこれまでにも何度も拡散しており、そのたびに運営元が否定する騒ぎが繰り返されてきた。
こういったデマを流すのは、刑法上の業務妨害罪(虚偽の風説の流布)に該当する可能性が高く、また、アイコンや説明文のコピーを著作権法違反と捉えることができる可能性もあるでしょう。刑事上も、犯罪になる可能性が高い、悪質な行為と言えると思います。
ツイッターは、伝播性が強いため、こうしたデマがあっという間に広まりやすく、愉快犯的にデマを流す輩が、こうして反響が大きいだけに、おもしろがって繰り返しているものと思われます。
捜査当局による厳正な取締り、検挙も必要ですが、それだけでなく、デマが流れた場合にデマをデマと知らしめる対策、方法の強化も必要でしょう。デマドットコム、といったサイトを作って、デマをデマと知らしめる、気になったらどこへ見に行く、といった方法もあり得るかもしれません。ただ、そこに書いてあることが実はデマ、ということも起きてくる可能性がありますから、難しさ、悩ましさがあります。