ヘイトデモ抗議のAさん――長期勾留の末、釈放

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130723-00010001-kinyobi-soci

事前に地検側に伝えていたにもかかわらず、二十数人の警備員が入口をふさぎ、一般の人が通行している地検前の通路への入場も拒否。最終的に職員が要請書は受け取ったものの、やりとりしている最中、公安警察と思われる十数人が無断でビデオなどでメンバーらを撮影して挑発。この行為にメンバーは激しく抗議し、地検前は一時騒然となった。

昔、東京地検公安部に在籍していた当時、ある公安事件(というほどの事件でもなかったのですが)で、支援者の人々が東京地検へやってきて、対応した事務官に、千羽鶴を渡そうとして、どうしましょうかと事務官から聞かれたので、千羽鶴の受け取りを拒否するのもどうかと思われて、受け取るよう言った結果、私がいた部屋の隅に、千羽鶴が積み上げられた状態になったことがあったのを思い出しました。確か、逮捕したものの間もなく釈放して在宅事件になったもので、千羽鶴は、早期の処分決定、不起訴を願ってのものだったと記憶しています。どういう処分になったかは忘れましたが、なぜか、千羽鶴のことは思い出しました。
最近の、こういった抗議、要請活動は、かつてのようなものではなく、比較的冷静で穏当なものが多くなっていますから、無用に高圧的な対応をして無用な混乱を作り出すことは、抗議、要請を受ける側としても避けるべきだと思いますね。