<座間9遺体>年齢・性別執拗に確認 SNSで若い女性狙い

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00000069-mai-soci

容疑者は複数のツイッターアカウントを使っていた。自殺志願者を検索して、メッセージを送ったり、自殺志願者を装って相手からの連絡を待ったりしたケースもあった。

こういった事件が起きると、ほぼ必ず、上記のような行為に対する規制が話題になるものです。
ただ、いわゆる自殺サイトのような、自殺志願者が集ったり情報交換し合うようなものに対しても、表現の自由との兼ね合いや何を基準に規制をかけるかといった点など、様々な問題がある中、SNSでのやり取りに規制をかけるのは極めて困難で(リアルや電話などの会話に規制をかけるのが無理であるのと同様です)、そのような規制による再発防止というのは方法論としてそもそも無理があります。
SNSでやり取りすると、フレンドリーなやり取りになるが故に相手を過度に信用しがちですが、そのような信頼は極めて脆弱なものの上にあるということを、広く啓発していく必要性があると、改めて感じるものがあります。
便利な時代になっている、その裏腹として危険さも増している、そのことを、インターネット利用者は正しく認識しなければならないということでしょう。難しい時代になったな、と感じます。