冠動脈狭窄や下腿筋膜炎など両陛下の体調は心配な状況と識者

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120211-00000003-pseven-soci

宮内庁の公式サイトには、「天皇皇后両陛下のご日程」というページがある。開けばわかるが、休日はほとんどない。2月11日には心臓の精密検査で入院されるなど、お身体には相当の負担がかかっているはずだ。

体力の衰え、健康不安が心配されるのは、陛下と年齢が1歳しか変わらない皇后さまも同じです。

日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である天皇陛下や「国母」ともいえる皇后陛下の御健康は重要な問題ですが、現状では御身体への負担が重すぎるのは明らかでしょう。特に御高齢になってからの、天皇皇后両陛下の御公務の在り方ということを真剣に考え改革すべき時期に来ていると思います。
例えば、現行の皇室典範上、「精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができない」時にしか置けないことになっている摂政を、高齢や健康上の危険があるような時にも置けるようにして、かつ、天皇摂政で公務を分担できるようにするとか、公務を大きく見直し不要不急のものは整理するなど、方法はいろいろとあるでしょう。
天皇皇后両陛下は、憲法皇室典範により課せられた使命を、御自身が倒れることがあっても歯を食いしばっても全うする決意で、日々、過ごしておられることと思います。きついから何とかしてくれ、といったことは決して言われないでしょう。そうであるからこそ、主権者である国民が、御負担軽減について積極的に知恵を出し動かなければならないと思います。それは、現実的には政治の役目、ということになるでしょう。